脊柱管狭窄症でお困りの方へ

スーパーのカートを押したり、前かがみになると楽になる

歩くとすぐに足が痺れてしまい、少し休まないと歩けない

こんなお悩みありませんか?

病院でよくある対応とその限界

脊柱管狭窄症で病院に行くと、MRI検査で脊髄が通るトンネル(脊柱管)が狭くなっている状態を確認します。

治療は一般的に、「血流を良くする薬(プロレナールなど)」や「ビタミン剤(メコバラミン)」、痛みが強い場合は「ブロック注射」が行われます。歩行困難など生活に支障が出る場合は、骨を削って広げる手術が検討されます。

これらは、狭くなった神経の通り道の血流を助けたり、物理的に広げたりするには有効な手段です。

しかし、これらはあくまで「狭くなっている場所」に対する処置であり、「なぜ骨や靭帯が変形してしまったのか」「なぜ神経へ栄養が行き届かない体になってしまったのか」という体の内側にある“老化や循環不全の根本原因”までは整えにくいのが限界です。

脊柱管狭窄症は、単なる形の変化だけでなく、加齢による骨の弱り・長年の姿勢不良・体内の潤い不足などが重なり、神経を守る機能が低下している状態です。

なぜ病院で改善できないのか?

病院の治療は、「構造的な狭窄(狭さ)」をどうにかすることが中心です。

そのため、手術で骨を削って広げても、痺れの原因となっている「神経そのものの栄養不足」や「全身の血行不良」、「体を支える筋力の低下」という背景まではアプローチしきれないことがあります。

結果として、手術をしても痺れが残ったり(しびれ遺残)、数年後にまた別の場所が狭くなって再発したりする方が多いのです。

東洋医学とは?

東洋医学は、現代医学を補うもう一つの視点を持った医学です。狭窄症を背骨だけの問題とせず、加齢と関わる「腎」の衰え、神経に栄養を送る「血」の滞り、神経を圧迫するむくみ(湿)の状態などを含めて全身を総合的に判断します。

狭窄症の症状が出やすい3タイプの体質

腎臓が弱いタイプ

骨や髄(神経)が枯れてしまい、クッションがきかない

東洋医学で腎臓は「骨・髄・脳」を司り、老化現象と密接に関わります。腎が弱ると(腎虚)、背骨や軟骨に潤い(髄液など)が行き渡らず、骨が変形したり靭帯が厚くなったりして神経を圧迫します。最も多い「加齢タイプ」です。

  • 夜中に何度もトイレに起きる
  • 耳鳴りがする、耳が遠くなった気がする
  • 足腰が抜けそうなほどダルく、力が入らない
  • 冷えると痛みや痺れが悪化する

これらの症状がある方は腎臓が弱っている(老化・乾燥)可能性が高いです。

肝臓(瘀血)が弱いタイプ

血流がドロドロで、圧迫された神経が窒息状態

狭くなっている脊柱管の中でも、血流がサラサラなら症状が出にくいことがあります。しかし、肝臓の働きが悪く血流が滞っている(瘀血・おけつ)と、圧迫された神経に酸素が届かず、強い痺れや痛みが生じます。

  • 足の裏や指先がジンジンと痺れる
  • 痺れる場所が固定されており、刺すような痛みがある
  • 肌がどす黒かったり、シミができやすい
  • 肩こりや頭痛など、上半身のコリもひどい

これらの症状がある方は肝臓が弱っている(血流不全)可能性が高いです。

脾臓(水毒)が弱いタイプ

体に「湿気」が溜まり、神経を重く圧迫する

脾(胃腸)が弱り、水分代謝がうまくいかないと、体内に「湿気(水毒)」が溜まります。この湿気が腰や足に沈殿すると、神経の周りがむくんで圧迫が強まり、鉛が入ったような重だるい痺れを引き起こします。

  • 足がパンパンにむくみやすく、重だるい
  • 雨の日や台風が近づくと歩くのが辛くなる
  • 肥満傾向にあり、お腹が出ている(反り腰になりやすい)
  • 胃腸が弱く、軟便気味である

これらの症状がある方は脾臓が弱っている(むくみ・重さ)可能性が高いです。

東洋医学的なアプローチ

東洋医学では、鍼(はり)やお灸で「老化や血流不足を加速させている弱った体質」に関わるツボを刺激し、神経が耐えられる全身状態(補腎・血行促進・除湿)を整えていきます。

たとえば

  • 太渓(たいけい)腎のエネルギーを強力に補い、骨や髄に潤いを与えて、加齢による背骨の変形や弱りを支えるツボ
  • 太衝(たいしょう)滞った血流を強力に促し、圧迫されて酸欠になっている神経の隅々まで血液を届けるツボ
  • 豊隆(ほうりゅう)体内の余分な「湿気(痰)」を取り除き、神経周りのむくみを解消して圧迫を和らげるツボ

狭くなっている「骨の形」だけを見るのではなく、「なぜ神経が悲鳴を上げているのか(栄養不足?血流不足?むくみ?)」を見極めて環境を良くする。そこが、手術だけに頼らず、自分の足で歩き続けることを目指せる東洋医学の強みです。

まとめ

脊柱管狭窄症は「老化だから治らない」と宣告されがちですが、骨の形が変わっていても、周りの血流や筋肉の状態を良くすることで、症状を出なくすることは十分に可能です。

「もう歳だから」と諦める前に、まだ体の中に残っている回復力を引き出し、痛みなく歩ける距離を少しずつ伸ばしていきましょう。