アトピー性皮膚炎でお困りの方へ

かゆみが我慢できない

夜中にかゆくて目が覚める

こんなお悩みありませんか?

病院でよくある対応とその限界

アトピー性皮膚炎で病院に行くと、皮膚の状態を確認し、基本的には「ステロイド外用薬」や「タクロリムス軟膏(プロトピック)」などで炎症やかゆみを抑え、「保湿剤(ヘパリン類似物質やワセリンなど)」で低下した皮膚のバリア機能を補う治療が中心となります。痒みが強い場合は、抗ヒスタミン薬などの内服薬も処方されます。

これらは、今起きている激しい炎症や、我慢できない痒みを「火消し」するには非常に有効な手段です。

しかし、あくまで表面に出ている「結果(炎症)」を抑えているに過ぎず、「なぜ炎症が起き続けてしまうのか」という体の内側にある“根本原因”までは整えにくいのが限界です。

アトピー性皮膚炎は、遺伝的な体質に加え、腸内環境の乱れ、ストレス、食生活、汗や乾燥などの刺激といった複合的な要因が重なり、免疫システムが過剰に反応してしまう状態です。

なぜ病院で改善できないのか?

病院の標準治療では、「炎症をどう抑えるか」「バリア機能をどう補うか」という対症療法が中心になりやすいです。

そのため、強力な薬で一時的に肌がきれいになっても、「なぜ炎症を起こしやすい体質なのか」(胃腸の弱さ、体にこもった熱、ストレス耐性の低さ、極度の乾燥体質など)という背景まではアプローチしきれないことがあります。

結果として、薬を減らすとリバウンドしてしまったり、季節の変わり目や環境の変化で再発を繰り返してしまったりする方が多いのです。

東洋医学とは?

東洋医学は、現代医学を補うもう一つの視点を持った医学です。「皮膚は内臓の鏡」と考え、表面に出ている皮膚症状だけに注目せず、胃腸の状態・体内の水分代謝・熱のこもり具合・ストレス・生活習慣なども含めて全身を総合的に判断します。

アトピー性皮膚炎が長期化しやすい3タイプの体質

脾臓(胃腸)が弱いタイプ

体に「湿気(老廃物)」がたまり、ジュクジュクしやすい

東洋医学で脾(胃腸)は、食べた物をエネルギーに変え、余分な水分を排出する要の臓器です。脾が弱ると消化不良を起こしやすく、体内に「湿(余分な水分や汚れ)」が停滞します。それが皮膚からあふれ出ることで、ジュクジュクした湿疹や、治りにくいジメジメした状態になりやすくなります。

  • 甘いもの、脂っこいもの、冷たいものを好む
  • 雨の日や湿気が多い時期(梅雨〜夏)に悪化しやすい
  • 胃腸が弱く、軟便や下痢になりやすい
  • 体が重だるく、むくみやすい

これらの症状がある方は脾臓が弱っている可能性が高いです。

肝臓が弱いタイプ

ストレスで「熱」がこもり、赤みと激しい痒みが出る

肝臓はストレスを受け流し、気や血液の巡りを調整する働きがあります。ストレス過多で肝の働きが乱れてオーバーヒートすると、体の中で行き場を失った「熱」が発生します。その熱が上昇して皮膚の表面に現れると、強い赤みや、かきむしりたくなる衝動的な痒みを引き起こします。

  • イライラしたり緊張したりすると痒みが増す
  • 顔や上半身がのぼせやすく、赤ら顔になりやすい
  • 皮膚が熱を持っていて、お風呂上がりなど体が温まると悪化する
  • 睡眠の質が悪く、夜中に痒みで目が覚める

これらの症状がある方は肝臓が弱っている可能性が高いです。

腎臓が弱いタイプ

体の「潤い」が枯渇し、慢性的に乾燥してゴワゴワする

東洋医学で腎臓は、体の根本的な潤い(陰液)を保持し、成長や老化に関わる臓器です。腎の力が弱ると、肌を内側から潤す力が絶対的に足りなくなり、皮膚のバリア機能が著しく低下します。その結果、乾燥が慢性化し、皮膚がゴワゴワと厚くなったり(苔癬化)、粉をふいたりします。

  • 幼少期からアトピーが続いている、または長期化・慢性化している
  • 皮膚が極度に乾燥して硬く、象の肌のようになりやすい
  • 秋冬の乾燥する季節に特にひどくなる
  • 足腰が冷えやすく、疲れがなかなか抜けない

これらの症状がある方は腎臓が弱っている可能性が高いです。

東洋医学的なアプローチ

東洋医学では、鍼(はり)やお灸で「皮膚に悪影響を与えている弱った体質」に関わるツボを刺激し、炎症が起きにくい全身状態(解毒力・熱のクールダウン・潤いの保持)を整えていきます。

たとえば

  • 足三里(あしさんり)
    胃腸の働きを助けて体内に「湿(汚れ)」をため込まない体にし、皮膚を再生するエネルギーを補うツボ
  • 太衝(たいしょう)
    ストレスによる肝臓の興奮を鎮めて体内の「熱」を冷まし、爆発的な痒みを抑えやすくするツボ
  • 太渓(たいけい)
    体の深部から「潤い」を補い、乾燥して弱りきった皮膚のバリア機能を内側から立て直すツボ

表面の「皮膚」だけを見るのではなく、「なぜ皮膚に炎症が起き続ける体になっているのか」を見極めて全身を整える。そこが、アトピー性皮膚炎の根本改善を目指せる東洋医学の強みです。

まとめ

アトピー性皮膚炎は、単なる皮膚の病気ではなく、「胃腸の弱り」「ストレス過多による熱」「潤い不足」など、体の中のバランスが崩れていることを知らせるSOSサインであることが多いのです。

病院の薬で今のつらい症状を抑えることはもちろん必要ですが、それと同時に、薬に頼りすぎなくても良い体質へと整えていくことが、本当の意味での改善につながります。

表面的な対処だけでなく、体の中から「炎症が起きにくい健やかな肌」を育てていきましょう。

ご予約お待ちしております。